『GO TO にっぽん! ひと休み』「GO TO インドネシアふたたび!?」(山本かおり)

聞いたことのあるタイトルで、再び登場です。

昨年12月中旬に、5か月ぶりにインドネシアに渡航しました。

前回は羽田空港からの出発でしたが、今回は久しぶりに成田空港を利用しました。空港では、外国籍の人たちの姿が目立ちました。

成田空港でも多くのお店が臨時休業中で、買おうと思っていた東京バナナも売り切れていて、知っていれば空港に来る前に買えたのに、と思いました。

前回インドネシアに入ってから確認されたワクチン3回接種の証明書の提示は、成田の飛行機のチェックイン時に確認があり、その後提示を求められることはありませんでした。

飛行機は夕方成田を立ち、深夜にジャカルタに到着しました。

予約していたホテルのラウンジに入ると、深夜なのに到着した人が他にもいて、窓口で待たされること30分以上。立ちっぱなしでふらふらでした。

翌日、ジャカルタからロンボク行きの飛行機に乗って、昼過ぎに現地に到着しました。

今回は最初の4日間高専の先生をアテンドしました。先生方は調査旅行でロンボク島にやってきました。テーマは「ごみ問題」。ロンボク島最大の最終処分場(埋立地)にも行きました。

インドネシアでも、街の人の一部はマスクをまだしていますが(日本人同様体の一部になってしまった様子)、私はホテル以外の場所では外すことが多かったです。

先生方を案内している中で得た情報で面白かったのは、インドネシアでは今、生ごみ処理に生き物を使った方法が流行っている、ということでした。韓国から導入された技術らしく、アメリカミズアブ(別名ブラック・ソルジャー・フライ)(Hermetia illucens)という小さな生きものの幼虫期に生ごみを食べさせ、蛹を家畜のエサとして販売しながら、一部の成虫を交尾させてまた幼虫を生産する、というシステムです。

それから、先生方が帰った後の活動で、ロンボクでごみ焼却施設(OSAMTU)を開発した大学の先生にもヒヤリングをしました。その先生が言っていたことで印象的だったのは、州政府が進める廃棄物処理計画は、小学校や中学校に行っていない人をいきなり大学で学ばせるようなものだ、ということでした。まずはOSAMTUでごみを焼却して、身近な環境をきれいにする、というところから始めらなければ次のステップには進めない、という話に納得しました。

さて私は今回も、ソフトコンタクトレンズの空きケースや汚れていないプラスチック包装などを日本に持ち帰ってきました。

日本から、フォークとスプーンを持参し、ホテルのルームサービスやテイクアウトで買った食べ物を食べるときにも使いました。飲み水は、ホテルのウォーターサーバーからボトルに給水しました。

帰りは羽田空港から入国しました。日本に帰国する際に必要だったPCR検査の陰性証明書は不要になりスムーズに入国するつもりが、何かの情報確認のためにウイングの端まで歩かされました。早朝の散歩はきつかったです。年の暮れの羽田の天気は晴れでした。

【エコセン事務局スタッフ / ゆいツール開発工房代表 山本かおり】

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