当センター発行のメルマガで紹介した、エコセン関係者が執筆した巻頭コラムの第5弾。
『彩とりどり日本紀行』と題して、
北は北海道、南は沖縄まで。
エコセン理事による、
二十四節気にまつわる、またはその時期に因んだ
紹介したいものや事、こぼれ話、ご当地ネタなど
エコセンならではの日本各地をどうぞお楽しみください!
その他のコラムも、ぜひご覧ください。
※時期や状況によっては、現地を訪れても必ずしも出会える内容とは限りません
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『彩とりどり日本紀行 大暑:7月22日(旧暦6月17日)』第24弾・最終回(中澤 朋代)
皆さまにおかれましては、暑中お見舞い申し上げます。日本全国、いよいよ本格的な夏のスタートです。 アスファルトの大地は昼夜の気温は高止まり、一方で土の大地は夕立により一気に空気を冷やす機能が働きます。そのため朝晩はいくらか […]
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『彩とりどり日本紀行 小暑:7月6日(旧暦6月1日)』第23弾(植木 よう子)
本来であればこのコラムを配信する6月21日は夏至。そして、そこから11日目の7月2日は半夏生。その更に4日後が小暑。正直、「小暑」という言葉はあまりイメージがなく、ピンとこない。でも、半夏生という言葉はなんとはなしに好き […]
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『彩とりどり日本紀行 夏至:6月21日(旧暦5月16日)』第22弾(森 高一)
夏至が近づいてきた。冬至はこの日が過ぎると日ごとに日が伸びていくのがうれしく感じるのだが、夏至を過ぎるとほぼ秋分まで常軌を逸した暑さが続くと思うと、気が滅入る。それでも夏至までの間、東京では各地の神社でお祭りが続き、心な […]
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『彩とりどり日本紀行 芒種:6月4日(旧暦4月29日)』第21弾(山本 かおり)
芒種とは、"芒"の"種"を撒く時期のことで、米や麦などの穀物の種をまくのにちょうどいい季節だそうです。近年、とみに季節が前倒しになっていて、二十四節気が現実に合わなくなっているのでは、ひとりで心配しています。 芒種に旬を […]
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『彩とりどり日本紀行 小満:5月20日(旧暦4月13日)』第20弾(吉田 直哉)
「小満。あらゆる生命の気が満ちていくと言われる季節。」 丹沢山麓で田舎暮らしをしている我が家では、この時期になるときまって、庭の鶏小屋が野生動物に襲われます。厳しい生存競争のもとで生きる動物たちにとっては、いのち満ちる季 […]
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『彩とりどり日本紀行 立夏:5月5日(旧歴3月27日)』第19弾(齋藤 理)
「湯治場の夏、里山の春」 僕の暮らす鳴子温泉は、宮城県北部にある温泉地。硫黄泉、重曹泉など、日本に10種ある泉質のうち7種が湧いている。そんな豊富な泉質もあって、古くからの湯治場として、内陸部で暮らす農家、沿岸部で暮らす […]
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『彩とりどり日本紀行 穀雨:4月19日(旧歴3月11日)』第18弾(久保竜太)
「くさぐさの種つもの」 穀雨。こくう。コクウ。たくさんの穀草をうるおす恵みの雨が降るころ、なのだそうだ。 日本において、穀物というとき、いま多くの人がまっさきに思い浮かべるのは、風景としては田んぼであり、作物としては稲で […]
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『彩とりどり日本紀行 清明:4月4日(旧歴2月26日)』第17弾(山口久臣)
「清明と私の人生と暮らし」 ※清明とは、「清浄明潔」ということばを略したもので、全てのものが清らかで生き生きしているという意味。言葉通り、さまざまな花が咲き、木々は生命力にあふれ、生き物は元気よく動き回る時期。また、清明 […]
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『彩とりどり日本紀行 春分:3月20日(旧歴2月11日)』第16弾(坂元英俊)
今年の冬は少し変だ。春のような陽が差した。と思ったら、日本全体に急激な寒波が降り注いでくる。いつもの雪がやっと来たところもある。今年は元旦から、能登半島におおきな地震。地震災害を受けた能登の人々にとっては、本来は真冬だが […]
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『彩とりどり日本紀行 啓蟄 :3月5日(旧歴1月25日)』第15弾(山中俊幸)
3月5日火曜日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。啓は「開く」、蟄は「虫などが土などに隠れている状態」を意味し、「暖かくなり、冬ごもりしていた虫が地表に出てくる」時期を指している。日付は固定されていないが、例年3月5日ま […]
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『彩とりどり日本紀行 雨水 :2月19日(旧歴1月10日)』第14弾(萩原寛暢)
「カムイ パイカイ ノカ」 私が住む、弟子屈町(てしかがちょう)は、北海道東部の内陸に位置し、 阿寒摩周国立公園の屈斜路湖・摩周湖を有するエリアで、 道内でも雪が少なく冷え込みが厳しい地域です。 立春が過ぎて、暦の上では […]
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『彩とりどり日本紀行 立春:2月4日(旧暦12月25日)』第13弾(荒井一洋)
「北海道の子どもが経験すべき自然100選」 これは、僕ら北海道に暮らす大人が子どもの原体験として 持っていてほしい自然体験を集めたものである。 例えば、7月15日大雪山国立公園「夏の雪合戦」や、 今月であれば2月の阿寒摩 […]
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『彩とりどり日本紀行 大寒:1月20日(旧暦12月10日)』第12弾(塚原茉衣子)
「大寒」という名前の通り、一年でもっとも寒い季節になりました。 私たちが暮らしている耕英地区(宮城県栗原市)は、 宮城・岩手・秋田の三県にまたがる栗駒山の中腹です。 宮城県では有数の雪の多い集落で、積雪が一晩で60センチ […]
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『彩とりどり日本紀行 小寒:1月6日(旧暦11月25日)』第11弾(藤原 誉)
「小寒」 寒の入りですね。 私の暮らす京都美山ではこの時期になっても雪が少ないことが多くなりました。 そのことは季節の変化を感じながら順応しながら仕事を作ってきた私たちの暮らしにとって、 とても残念な温暖化による変化なの […]
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『彩とりどり日本紀行 冬至:12月22日(旧暦11月10日)』第10弾(山崎宏)
「彩とりどり日本紀行」第10弾! 冬至: 12月22日(旧暦11月10日) 「バードウォッチング」 みなさんにとって、冬ならではの楽しみは何ですか。 スキーやスノーボード、こたつでミカン、ホカホカの温泉旅行など、 いろい […]
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『彩とりどり日本紀行 大雪: 12月7日(旧暦10月25日)』第9弾(梅崎靖志)
「彩とりどり日本紀行」第9弾! 大雪: 12月7日(旧暦10月25日) 「ワカサギ」 今年は、夏が暑かった分、 秋の深まりも例年より遅かったようです。 それでも12月に入ると、いよいよ寒さもいよいよ本格化。 私が暮らす長 […]
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『彩とりどり日本紀行 小雪: 11月22日(旧暦10月10日)』第8弾(浅子智昭)
「彩とりどり日本紀行」第8弾! 小雪: 11月22日(旧暦10月10日) 「富士山から季節のお便り」 暦の上では「小雪」を迎え富士山の上の方には真っ白な雪が降り積もっております。 冬の空気が入ってきたので我が家でも薪スト […]
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『彩とりどり日本紀行 立冬: 11月8日(旧暦9月25日)』第7弾(高木晴光)
「彩とりどり日本紀行」第7弾! 立冬: 11月8日(旧暦9月25日) 「ゆきむし」 道東の仲間から「ゆきむしを見てしまった!」という便りが届くようになりました。 雪虫とは、トドノネオオワタムシといい、アブラムシの一種です […]
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『彩とりどり日本紀行 霜降:10月24日(旧暦9月10日)』第6弾(北川健司)
「彩とりどり日本紀行」第6弾! 霜降:10月24日(旧暦9月10日) 「霜降」もうすぐ霜が降りるという季語が今回のテーマ。 今年は暑い日が続き秋は突然やってきた。 季節の風物詩が狂ってツアーの実施には苦心しますね。 霜降 […]
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『彩とりどり日本紀行 寒露:10月8日(旧暦8月24日)』第5弾(高木幹夫)
「彩とりどり日本紀行」第5弾! 寒露:10月8日(旧暦8月24日) 春は一斉に桜が咲く。一昔前の言い方。今は桜前線が移動している。 紅葉も同じ、各地で紅葉のお便りが報じられる。 昔よりも表現がよくなったとは言うものの、な […]
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『彩とりどり日本紀行 秋分:9月23日(旧暦8月9日)』第4弾(福井 隆)
写真《伊勢の神宮 満月の日に》 『中秋の名月(9月29日、旧暦8月15日)と秋分の日(9月23日、旧暦8月9日)』 今年の中秋の名月は9月29日ですね。 旧暦で見ると8月15日になるのですが、旧暦では常に、15日が満月に […]
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『彩とりどり日本紀行 白露:9月8日(旧暦7月24日)』第3弾(小林政文)
全国的な猛暑であった今年も全国を下回る最高気温の数値で沖縄は避暑地だと話題になった。 しかし、熱帯夜の多さと湿度の高さはダントツであろう。 緯度が低いことが理由である紫外線の強さも強烈だ。 私の暮らす名護市も沖縄らしい夏 […]
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『彩とりどり日本紀行 処暑:8月23日(旧暦7月8日)』第2弾(中澤朋代)
普段の町での仕事の生活を、夏は一時的に拠点を移し、源流の田舎で過ごす。 早朝は農作業、昼間はデスクワーク、夕刻は農作業というルーティーン。 強い陽が注ぐ昼間に水着を下に着て草刈りをし、大汗をかいた後に清流に飛び込むと、 […]
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『彩とりどり日本紀行 立秋:8月8日(旧暦6月22日)』第1弾(森 高一)
今月からこのメルマガ巻頭コラムで、新連載スタートします。 全国にいるエコセン世話人から地域の季節の情報、話題をお届け。 第1弾は、東京在住ながら森が足しげく通う長野県佐久穂町の話です。 千曲川の上流部で小海町の北にある旧 […]