『GO TO にっぽん! ~コロナ禍が明けたら一番に見たい風景~』 第4弾 カーブを曲がって田歌舎が見えてくるところ(藤原 誉)

風景

思いつくままに・・。

借景。
自分以外の暮らす人が作る景色。いただいてる感謝すべき景色。
農業のある景色も美しい借景。
景色も10年で変わる。
景色を作るのも人。
全てが途中。途中の人工林、未熟な再生林も10年でそれなりに育つ。
10年後の植生に自ら手を添えることができたら、それは10年後の素敵な景色に直結するはず。

景色とは自然の美しさと、人が手を加えた仕事の美しさも同居するかもしれない。
コロナが落ち着いたら、今そこに見える景色だけでなく、将来の景色をそれぞれの場所に見て欲しい。
神社仏閣も、多くの景勝地も、かつてから人と自然が織り成し、それを守る人がいて存在するものがほとんど。

与えられる景色から勇気をもらって、自分の場所でそこの景色の作り手になりたい。

由良川本流の源流となる美山川を、その最源流に向けて府道38号線を進んでいくと、田歌という名の集落に差し掛かる。
私たちの暮らす田歌舎はその田歌の最終にあって、田歌集落がもう終わりかなと緩やかなカーブを曲がった先に、麓にある建物と清流美山川とその背後に広がる奥の谷山の山並みが、美しい風景とし視界に飛び込んでくる。


「田歌舎の側の畑から日々いただける借景」

私たちはそんな景色の一部であり、その景色の担い手でもあり、また日々その景色の恩恵をいただく側でもある。
そう言えば敢えて聞いてみたことなかったけれど、田歌舎のお客様たちの中にもこのカーブを曲がりって景色が広がる瞬間を楽しみにしている人がいてくれたらいいな。

【エコセン理事 / 田歌舎代表 藤原 誉】
(2021年2月26日配信 メルマガ掲載)

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