当センター発行のメルマガで紹介した、エコセン世話人が執筆した巻頭コラム。
それぞれの世話人の考える、サステナビリティについて熱く語ってもらっています。
より多くの方に読んで頂きたく、メルマガから飛び出して、ホームページ上に公開します。
どうぞお楽しみください!

 

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第36弾(最終回)(中澤 朋代)

2018年3月よりエコセン10周年を記念して、「地域を元気に」を合言葉に 各地で活動する35名の世話人が、サスティナビリティをテーマにコラムを担当してきました。 数々の文章には、グローバル時代に共通する合理性・経済性への […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第35弾(近藤 純夫)

ハワイ諸島は火山島であり、噴火活動は今日に至るまで途切れることなく続いています。 それゆえハワイの自然と伝統文化は、火山活動と密接に繋がっています。   ハワイ諸島を含むポリネシアとメラネシア、ミクロネシアを含 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第34弾(藤村 哲)

信州松本で体験創庫かけはしを主宰しています日本エコツーリズムセンター世話人 藤村哲です。 東京からついに「信州人」として松本で根をはりつつある日常が、 「サステナブル」であるよう日々様々な事に取り組むよう心掛けています。 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第33弾(三好 直子)

近くの公園で毎朝、青空太極拳が行われていて、私もときどき参加します。 少し離れた一角で、いつも数名で体操をしたり、語らったりしている人たちがいて、 日本人ではない様子。 あるとき思い切って声をかけてみると、ひとりは日本に […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第32弾(大西 かおり)

サステイナブルツーリズムによせて「日本の少数民族」 15年も前から、主張してきた。 「ネイティブアメリカンを取材に行くより、日本の地域社会に残る ネイティブジャパニーズに会いに来てよ」と。 自然学校を始めて5年目、私が生 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第31弾(吉田 直哉)

丹沢山麓、雑木林と茶畑に囲まれた小さな家に移住して活動している NPO法人丹沢自然学校の吉田直哉と申します。 こんにちは。 丹沢は、東京や横浜などの都会にすぐ近く 原始の森や圧倒的な大自然に囲まれているわけではありません […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第30弾(秋本 健一郎)

東京西部の秋川渓谷で 「Otsu Nature Garden(乙津ネイチャーガーデン)」という名の ゲストハウス、オートキャンプ場を営んでおります、秋本です。 同じ渓谷沿いにあるキャンプ場を父と共に管理してきましたが、 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第29弾(高野 孝子)

エコプラスの高野孝子です。 1992年からの活動は世界規模ですが、10数年前から新潟県南魚沼市に暮らし、 体験を通した学びの場作りをやっています。 南魚沼では小集落の地域づくりとしての事業にも取り組み、 サステイナブルツ […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第28弾(山口 明宏)

2008年よりMATAGIプロジェクトとして、獣害対策後の排出皮である 獣皮をなめして返す活動を実施して来ました。 エコセンメルマガ等でも取り上げていただき、 既に全国300カ所以上の産地において有効資源化を達成していま […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第27弾(福井 隆)

ずいぶん前ですが、地元学で有名な結城登美雄氏に教えていただいた話です。 沖縄の北にある共同店でのこと、 結城氏がビールを差し入れするためスーパーに買いに行こうとしたら、 「だから本土の人はわかっていない」と叱られたそうで […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第26弾(田中 啓介)

沖縄のうるま市に住んでいます。 と言っても、「あ、あそこだ」とピンと来る方はかなり少ないのでは。 那覇から車で1時間の東海岸、那覇-やんばるを結ぶ西海岸の観光ルートとは反対側とあって、 観光としてはまだほとんど知られてい […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第25弾(高木 晴光)

私にとってのサスティナブルツーリズム この町(北海道黒松内町)の廃校になった小学校に 黒松内ぶなの森自然学校を開設した時の人口は3700人だった。 それが20年経ち、人口は3000人を下回ってしまった。 典型的な過疎少子 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第24弾(島袋 裕也)

2003年に奄美・琉球の世界自然遺産に向けた検討が始まり、 2013年に政府が世界自然遺産登録を目指すことを決定。 2016年に国頭村、東村、大宜味村にまたがる陸域や海域が 「やんばる国立公園」となり、世界自然遺産登録へ […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第23弾(中根 忍)

2019年、年明け早々、環境省は「奄美・徳之島・やんばる・西表」を 世界自然遺産登録に向けて申請した。 うまくいけば来年7月には、登録される可能性がある。 私は、その4ヵ所の内、やんばる三村(国頭・東・大宜味)で エコツ […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第22弾(加蘭 明宏)

沖縄本島恩納村の沖縄体験ニライカナイの加蘭です。 21年前に内地から移住し、 サトウキビ農業や生活・海人・自然等の体験組織を立ち上げました。 ニライカナイの名は妻と一緒に考えました。 沖縄では海の彼方にあるといわれる理想 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第21弾(伊谷 玄)

西表島といえば、日本最後の秘境やマングローブ、 ヤマネコの潜む原生林の島といったイメージでしょうか。 しかし、琉球王国に支配される以前から行われていた神事を今も継承する島、 支配されて以降は20世紀初頭まで人頭税という重 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第20弾(大堀健司)

2013年に新石垣空港が開港しLCCが就航、そのころから海外からのクルーズ船の寄港も増加し始めました。 八重山地域(石垣市・竹富町・与那国町)への観光入域者数は 2003年から10年続けて70万人前後であったのが、 20 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第19弾(山口久臣)

“持続可能な阿蘇”について考える! 私の“阿蘇“との関わりは、40年以上になる。 阿蘇の火山について学び、阿蘇の自然を満喫し、阿蘇で癒やされ、 阿蘇で多彩なツーリズム(エコツーリズムを含めて)を創って来た。 途中、幾多の […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第18弾(八木和美)

早いもので2018年も残りわずか。 「平成最後の」という枕詞がいろんなところで使われますが、 平成最後の年は災害の多い年でしたね。 6月の大阪北部地震をはじめ、7月の西日本豪雨災害、 9月の北海道胆振東部地震など大きな災 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第17弾(高砂樹史)

長野県の高砂です。 私とサスティナブル・ツーリズムとの出会いは、 三年前の高山さんとの出会いでした。 恥ずかしながら、その言葉との出会いすら恐らく初めてで、 その取り組みがここまで世界的に進んでいるとは・・・ 青天の霹靂 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第16弾(青田真樹)

南丹市美山町は、京都市から北へ約50km・車で1時間半に位置する、 かやぶきの里をはじめとした自然と人が共生する暮らしが残る山間地域です。 現在では年間に約90万人もの観光客が訪れています。 近年では日本人以上に外国人( […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第15弾(井戸直樹)

年間に300日ほど森林に入って活動していますが、森林は飽きることがありません。 四季があり、野生動物の痕跡もにぎやかで、年々変化していく様子も楽しいものです。 そして、われわれにとって必須の多面的な機能があり、だれもが森 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第14弾(塚原俊也)

「古(いにしえ)からのつながりに気づき、 エコツーリズムで、未来へのつながりを築く」   くりこま高原自然学校では宮城県栗原市栗駒の開拓地耕英地区で 冒険体験や生活体験を通じて、サスティナブルな人づくりや 暮ら […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第13弾(大浦 佳代)

先週、福井県小浜市の阿納という漁村を訪ねました。 全世帯19戸のうち16戸が民宿を営み、12年前に教育旅行の受け入れをスタート。 昨年度「オーライ!ニッポン大賞」を受賞しました。   もともと阿納では、後継者が […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第12弾(長谷川孝一)

「地域資産とサステナブル」   初めての土地を訪ねた時には、きまってぶら歩きをする。 それだけでも素敵な小道を見つけ、意外なモニュメントに出くわすからだ。 かつて地域散歩は、地域おこしの第一歩として盛んになり考 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第11弾(梅崎靖志)

こんにちは、今回のコラムを担当するエコセン理事の梅崎靖志です。 富士山の近くで、風と土の自然学校をしています。   エコセンが、サステイナブル・ツーリズム(持続可能な観光)に 取り組み始めて、今年で5年目。 & […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第10弾(久保竜太)

三陸、釜石のある漁村に僕の祖父母の家はありました。 謂れによると、かつてはより浜辺に建っていたが、 明治の大津波で家屋が流され、 母屋がたどり着いた現在の土地で木材を継ぎ足して家を再建したとのこと。 確かに随分変わった構 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第9弾(荒井一洋)

僕がサステイナブル・ツーリズムに関わるにあたり、日常業務のレベルで何が必要かを考えてみた。 それは、「自分とのコミュニケーション」と「社会とのコミュニケーション」だと思う。   「自分とのコミュニケーション」と […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第8弾(高山傑)

英語でいうと「ストン」と腑に落ちる 「サステイナビリティ」や「サステイナブル」という表現。 ずい分と前から使ってきた。 しかし、それは海外であって、国内ではそう簡単に説明ができない。 京都で生まれ育っているが、日常使われ […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第7弾(鹿熊勤)

私は80年代から自然・アウトドアの分野で取材活動を続けてきましたが、 駆け出しのころは自然破壊に対する告発運動を追うことが多かった気がします。 人間活動の矛盾は、日本の場合まず公害問題として噴出しました。 同じころ、地域 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第6弾(森 高一)

長らく「サステイナブル」とはどういうことか考えている。 環境教育を仕事にしてきて、このままでは人類は、世界はどこかで詰んでしまうよ、 という危機感はずっと持ち続けている。 さまざまな指標や切り口、取り組みがなされているの […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第5弾 (坂元英俊)

「持続可能な観光のための観光地域づくりと滞在交流型観光の構築にむけて」   ・持続的な観光への新たな潮流 2017年は、持続可能な観光の国際年でした。 2018年は、この概念と日本での普及が加速する年にしたいで […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第4弾(浅子智昭)

ホールアース自然学校の浅子智昭です。 私たちの団体は37年前に静岡県の旧芝川町(現:富士宮市)ではじまりました。 家畜動物の魅力に触れて自然界への理解を深めてもらおうと、家畜動物と共にある暮らしや農のある暮らし、自然体験 […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第3弾(小林 政文)

近年のインスタグラムやフェイスブック、ブログなどSNS・WEBサービスを中心とした口コミや投稿で沖縄県内の景観地への訪問者の動きが変わった。 これまでは一部の人で情報をコントロールし、人に案内してこれた秘密スポットはその […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第2弾(藤原誉)

京都の山村・美山からの投稿です! 豊かな森林を有するこの国ではこの20年来で野生動物が大幅に増加してきました。 一見素晴らしいことのようにも見えますが、いち早く鹿の爆発的増加を経験した美山では、森林の林床植物が鹿の食害に […]

「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第1弾(中澤朋代)

共同代表の中澤です。「エコツーリズムで地域を元気にしよう!」を合言葉に進めてきたNPO法人日本エコツーリズムセンターは、今年で法人設立10周年になりました。パチパチパチ…! これまで関わってくださった全ての皆さまに、感謝 […]