[11.4-5]サステイナブル・ツーリズム国際認証
「島原半島フォーラム」
国連「持続可能な開発目標(SDGs =Sustainable Development Goals)」は2016年から2030年までの世界全体の開発目標です。これは観光においても例外ではなく、2017年が国連「開発のための持続可能な観光の国際年」に指定されるなど、現在「サステイナビリティ(持続可能性)」が世界共通のキーワードとなっています。
特定の場所に人が集中し過度な環境負荷がかかる、地域本来の持つ魅力を伝えきれない、大量の通過型のスポットとなりごみだけが残される、いわゆる消費収奪型の観光となるなど、これまで地域の持続可能性を損なう観光が問題になってきました。地域の文化や歴史遺産、自然環境を守りながら観光の質を保ちつつ、教育・福祉・コミュニティの活性化などの課題とつなげ、観光を手法に地域づくりに貢献することが重要と考えらます。
「サステイナブル・ツーリズム国際認証」は、国連が進める観光での持続可能性を指標化したものです。なにをもってサステイナブルとするか、具体的にどんな活動が伴うのかを、世界基準のチェック項目で示しています。国際年を機に今後求められる「持続可能な観光地域づくり」とは何か、どう取り組んでいくかを考えていきます。
サステイナブル・ツーリズム国際認証「島原半島フォーラム」
【日 時】2017年11月4~5日(土~日)
【場 所】島原市有明文化会館(グリーンウェーブ) 〒859-1415 長崎県島原市有明町大三東戊1382
【参加費】無料
■スケジュール
11月4日(土)
12:00 受付開始
13:00開会
主催あいさつ、来賓あいさつ
講演①「開発のための持続可能な観光年にあたって」
アリアナ・ルキン・サンチェス氏(国連世界観光機構駐日事務所)
講演②「持続可能な観光地100選と欧州での傾向」
アルバート・サルマン氏(Green Destinations)
講演③「世界から日本へ 持続可能な観光地域づくりにむけて」
高山傑氏(アジアエコツーリズムネットワーク代表、日本エコツーリズムセンター理事)
15:30パネルディスカッション「島原半島に見る持続可能な地域づくりと観光のあり方」
パネラー・話題提供:坂元英俊氏(島原半島観光連盟専務)
パネラー:アリアナ・ルキン・サンチェス氏、アルバート・サルマン氏、高山傑氏
二神真美(名城大学外国語学部国際英語学科教授)
モデレーター:荒井一洋氏(大雪山自然学校代表、日本エコツーリズムセンター理事)
17:30 終了
(終了後、バスで移動)
懇親会(HOTELシーサイド島原)
11月5日(日)
8:30 受付開始
9:00 分科会ワークショップ
テーマごとに分科会を設定。参加者がどこかの分科会を選んで参加いただきます。
以下のテーマを予定しておりますが、増える可能性もあります。
①GSTC国際認証規準の読み方
②島原半島の観光資源をいかにサステイナブルにしていくのか
③産学連携による地域づくり
④持続可能な観光地のマーケティング・マネジメント
13:00 全体会「島原半島発持続可能な観光地域づくりを目指して」
各分科会の報告と、島原半島の持続可能な観光地域づくりにむけた方向性を確認、GSTC国際基準を今後いかに地域で活用するかのあり方を共有する。
「島原半島持続可能な観光地域づくり宣言」(仮称)の署名
海外ゲスト及び主催者からの総括
15:00 閉会
フォーラム参加・宿泊費等
A.フォーラム参加 + 1泊2食(シングル5部屋限定)
+ 11/4懇親会会費 + 11/5昼食(弁当)13,000円
B.フォーラム参加 + 1泊2食(和洋室3名以上ご利用)
+ 11/4懇親会会費 + 11/5昼食(弁当) 15,000円
C.フォーラム参加 + 宿泊無し + 11/4懇親会費 + 昼食(弁当) 6,000円
D.フォーラム参加 + 宿泊無し + 11/4懇親会費 5,000円
E.フォーラム参加 + 昼食(弁当) 1,000円
宿泊先
Hotelシーサイド島原
〒855-0862 長崎県島原市新湊1丁目38番地1
*シングルは満室になりました(シングルユースについては別途ご相談下さい)。
同時開催! サステイナブル・ツーリズム国際認証トレーニングプログラム
GSTCの公認トレーナーによるトレーニングプログラムで、サステイナブルツーリズム国際基準の内容を理解し、事例をもとにどのように審査するかを学びます。修了者には、日本エコツーリズムセンターから終了証を授与します。なお、11月3日のツアー(エクスカーション)参加が必須となります。その後、GSTC公式のテスト(英語)を受けて合格するとGSTCの公式修了書が取得できます。
【日 時】2017年11月1日(水)~2日(木) 両日とも9:00~17:00
【場 所】青雲荘(〒854-0621長崎県雲仙市小浜町雲仙500-1)
【参加費】(宿泊は、青雲荘)
F.参加費+3泊6食[前泊(10/31)・研修当日泊(11/1)・後泊(11/2)] 49,000円
G.参加費+2泊4食[研修当日泊(11/1)+後泊(11/2)] 40,000円
H.参加費+2泊4食[前泊(10/31)・研修当日泊(11/1)] 40,000円
I.参加費+1泊2食[研修当日泊(11/1)] 31,000円
J.参加費(宿泊無し)22,000円
※11/1、11/2の昼食は実費となります。(ホテル内のレストランを予定)
同時開催! 島原半島エクスカーション
【日 時】2017年11月3日(金)9:00~夕方
Aコース. 雲仙から見下ろす島原半島と小浜温泉熱を利活用した新エネルギー見学
Bコース. 人気のイルカウォッチングと世界遺産候補史跡、歴史ある酒蔵をめぐる
【参加費】 7,000円(消費税込・昼食込・宿泊費別)
【旅行企画・実施】長崎県知事登録旅行業 第2-137号 島鉄観光(株)
(本社:島原市弁天町2丁目7385-1)
【お問い合わせ・申込み】島原旅行センター 総合旅行業務取扱管理者 松島 洋
Tel:0957-63-2341 営業時間:年中無休 9:30~17:30 (島原市片町577-1)
【エクスカーション詳細】>>Pdf
※申し込み開始は10月5日より
注1:朝9時、青雲荘(雲仙市小浜町)出発予定のため、参加される方は前夜に青雲荘もしくはその周辺への宿泊をおすすめします。青雲荘に宿泊希望の方は、エコセンにお申込みください。
注2:終了後は、観月荘(多比良町駅)へお送りします。
【エクスカーション後の宿泊先】観月荘 7,000円(1泊2食付き)
〒859-1322 長崎県雲仙市国見町多比良293
※お部屋は、和室4名程度の相部屋となります。シングル(別ホテル)をご希望の方は、お申し出ください。
※夕食後、月見の会(地元の方との交流会)があります。参加ご希望の方は、現地で実費(1,000円)をお支払いください。
【主 催】特定非営利活動法人日本エコツーリズムセンター
【共 催】一般社団法人島原半島観光連盟
【後 援(予定)】国連世界観光機関(UNWTO)アジア太平洋センター、環境省、観光庁、長崎県、島原市、雲仙市、南島原市、公益社団法人日本観光振興協会、島原鉄道株式会社、島原半島ジオパーク協議会
【協力(予定)】株式会社 島原観光ビューロー、一般社団法人 雲仙温泉観光協会、小浜温泉観光協会、一般社団法人 南島原ひまわり観光協会、長崎ウエスレヤン大学、長崎県立島原商業高等学校、長崎県立国見高等学校、長崎県立小浜高等学校、長崎県立口加高等学校、他
この事業は、独立行政法人環境再生保全機構2017年度地球環境基金の助成金で行っています。
本フォーラム運営で発生する、会場の電気使用および関係者の移動(自動車、バス、飛行機)によって発生するCO2は、国内クレジットを使用しオフセット(埋め合わせ)をします。