[10.26]『星野道夫の神話』著者・濁川孝志さんとともに

万物のつながり、自然との調和、古い知恵の伝承、輪廻、年長者への敬意、目に見えない存在、悠久なる旅、畏怖の念……立教大学コミュニティ福祉学科部で心身ウエルネスの研究する濁川孝志さんが、今年6月に『星野道夫の神話』を出されました。写真家・星野道夫が、大自然の中で紡ぎ、遺した言葉を追いながら、自然と向き合う人の精神性について見つめます。
星野道夫好きの皆さん、自然と人のスピリチュアルな世界に魅かれる皆さん、どうぞお越しください。

 


濁川孝志(にごりかわ・たかし)
立教大学コミュニティ福祉学部教授

1954年新潟県生まれ。自然の中で遊ぶことが大好きなため、「心身ウエルネス」の研究の傍ら、日本の山々をはじめヨーロッパ、カナダ、ニュージーランドでの登山、ユーコン川でのカヤッキング、カナダやニュージーランドでのヘリスキー、アラスカでのトレッキングなど、世界のアウトドアフィールドで野外生活を楽しんでいる。

 

 

★エコツアーカフェTOKYO★
『星野道夫の神話』著者・濁川孝志さんとともに

【ゲストスピーカー】濁川孝志 立教大学コミュニティ福祉学部教授
【日時】2017年10月26日(木)19:00-20:30
【参加費】800円 *ワンドリンク付(モンベル地下1階のカフェよりサービスいたします)
【場所】 モンベルクラブ 渋谷店
150-0042 東京都渋谷区宇田川町11-5 モンベル渋谷ビル
【お問い合わせ】日本エコツーリズムセンター
TEL:03-5834-7966 FAX:03-5834-7972

 

エコツアーカフェNo.96報告

10月26日に、立教大学コミュニティ福祉学部教授の濁川さんをお招きして、エコツアーカフェを開催しました。
渋谷のモンベルクラブ5Fサロンには、星野道夫ファンあるいは濁川先生のファン、それから平日の夜を知的に過ごしたい大人のみなさまがお集まりくださいました。
 
濁川さんは「心身ウエルネス*」というものを研究されているのですが、自分なりの価値観が明確で、生きがいを持ち、好きな事、好きなものを大切にして生きること(社会で生きる以上、他者への眼差しも重要)が人生においてとても重要ではないか、とおっしゃっていて、星野道夫の生きかた・あり方を学ぶことでウエルネスを高めるヒントとなるのではないか、ということでした。
 
*ウエルネスとは、これまでの健康という用語の概念を越えて、私たちの生き方や人生そのものについて考え、どのように生き、どのように死んでいくのかという、人間の生き方を探求していく考え方
 
あたり前と言えばあたり前なのに、みんなが実践できているわけではない健康的な生きかたについて、考える時間となりました。
お越しいただいたみなさん、ありがとうございました。

 
濁川孝志
濁川孝志