エコセン世話人ミーティング!!「お困りごと、オンライン座談会!!」~みなさんのところで今困っていることや仲間に聞いてみたいことを共有してディスカッションしよう~
【エコセン世話人・団体会員限定!】
各地域で自ら実践を続けているエコセンの世話人、団体会員のみなさまへ
2024年は、元旦の能登半島地震から始まり、6月からの猛暑、8月の宮崎県日向灘の地震、そして再び豪雨被災した能登半島、数々の試練が続いています。
観光地がインバウンドであふれかえったり、猛暑で学校の外遊びやプールが軒並み中止になったり、もうこれまでの経験や常識を超えて、野外活動・環境教育・エコツアーの現場も変わっていかなければならない面が多々ありそうです。
さて、今回の世話人ミーティングは、みなさんのお困りごとを持ち寄って相談する会にしました。日頃抱えているもやもや、他の地域ではどうなっているのか知りたい!と思うこと、気軽に仲間と情報交換しませんか?
ほかには、こんな地域課題をこういう手法やエコツアーで取り組んだら面白いと思うんだけどみんなどう思う?というようなアイデアを話してみるのもいかがでしょうか?
エコセンの強みは、全国の仲間たちの声を聴き学び合えるというところではないでしょうか。同じ価値観を共有し、それでも違いはありそれを認め合え、誰かの失敗は他の誰かの発展の糧となる。それぞれが自由に動きながら、繋がり合って社会に大きなうねりを生み出す。エコセンはそんな機能を担いたいと思っています。
【日程】
2024年11月5日(火)19:30~20:30(20:30以降自由なおしゃべり)
【方法】
ZOOMオンライン
【参加者】
エコセンの世話人と団体会員
※参考
【準備するもの】
A4サイズの白い紙とやや太いペン
【内容】
ひとり約1分で、紙に書いたお困りごとを他のみなさんにシェアします。
その後、ディスカッション。(人数が多ければグループに分かれて)
【申し込み】(参加費無料)
こちらからご登録お願いします。
※登録するとZOOMのアドレスが届きます。
【担当世話人】
大西かおり(NPO法人 大杉谷自然学校校長)
塚原俊也(くりこま高原自然学校 校長)
★☆前回のミーティングはこちら★☆
≪報告≫
今回の世話人ミーティングは、世話人9名と団体会員1名が集まりました!
こじんまりとみんなで話ができました。
参加した、世話人・団体会員から出たお困りごとやみなさんのご意見など
●Aさん⇒防災から備災(日常の中で備える)へ。ダークツーリズムではない。
☆「備災」という言葉を使う人を増やそう
*災害に備えるという言葉には日本的な要素がある。災害は自然現象の一種それを受け入れつつ供えるというのは地域が引き継いできた思想につながる。
*自然体験活動は備災に通じる。自然の中で身を守る術について常に考えることは災害から身を守る術でもある。
☆備災ネットワーク。エコセンのネットワークも備災ネットワークに繋がるのでは。
●Bさん⇒みんながバラバラ。経営が難しい。事業をたくさん抱えすぎて、マネージメントが難しくなってきた。
☆自然学校のミッションは?原点に戻る。
☆スタッフの居場所(心地いい場所)を守る。
☆自分の苦手を補足してくれる仲間が欲しい。
☆小さな個人をたくさん集めて影響力をもつ。
●Cさん⇒夜な夜な鹿がお米を食べにくる。
●Dさん⇒ガイド育成の事業。ガイド/インタープリターをどう繋ぐ?足りない。実家は、あと5年で集落がなくなる
*中山間地を継いでいく人が少ない。一緒に関わる若い人にバトンリレーしたい。
☆ロマンではなく、現実の営みとして残したい。営みが続いていくことが大事。
●Eさん⇒理解者が増えた。広く波及させるためには?・・・
*マインドは広がっている。体を使う年配者を目指す。
●Fさん⇒個人的な悩み。建物の保全をしたいけど・・・。
☆都内から人が訪れる。街の中に自然を持ち込む。古い建物を残していこう。林業が低迷。街の中で薪割り体験。織物の産業が衰退。昔のロジ遊び。若い人も活躍。
●Gさん⇒地域の人がサステイナブルの価値を認めてくれない。観光業界の底上げのためにやっているが。観光より地域づくりが大切。環境学習が必要。
*古い建物、古民家を保存・・・会員制。貴重な古材。古民家鑑定士1級。宿泊費を補修に。薪ボイラーを活用。雨水利用。
●Hさん⇒古希。色々まとめようとしている。
*人生のしまい方。
●Iさん⇒外で力仕事を好む若者が不在。里山文化の存亡の危機
次回の世話人ミーティングの担当者は、塚原さんと梅崎さんです。