『これが日本の自然体験~エコセン世話人が独断で選ぶ日本の自然エリアと体験~』第19弾(森 高一)
『やんばる』
今回は沖縄やんばるです。
2021年に奄美大島や徳之島、西表島と世界自然遺産に登録されたのは記憶に新しく、2016年にやんばる国立公園に指定されています。
個人的には遅ればせながらだなと思うのですが、やんばるの自然も人の営みもすばらしい。

伊部岳ツアーの解説板

ガイドツアーで歩くやんばるの森
やんばると言えば、ヤンバルクイナやノグチゲラが浮かびます。
野生の個体にはまずお目にかかれないので、実物を見たいのであれば安田(あだ)集落にある安田くいなふれあい公園「ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森」へ。
ここは国や県が建てたものでなく、地域の皆さんでやんばるの保護活動や調査を続けていく中でスタートした民間の施設です。
NPO法人やんばる・地域活性サポートセンターが運営をしています。
長年、地域でやんばるの森を海を、そこに生息する生き物たちを守ってきた思いの結晶と言えましょう。
やんばるエコツーリズム研究所がやんばるの森や海へのガイドツアーを実施していて、以前のエコセン世話人でもある代表の中根忍さんに、
鳥獣特別保護区に指定されている伊部岳林道トレッキングに連れて行ってもらいました。

生態展示学習施設展示

生態展示学習施設のヤンバルクイナ
やんばるの森を歩くには、そうしたガイドと共に歩くのが鉄則。
やんばるの森が今あるのは、地域の人々による命がけの保護活動があったから。
戦後、沖縄を占領するアメリカ軍はやんばるを北部訓練場として実弾訓練を行いました。
1970年5月に起きたのが、地元の皆さんが体を張って森を守る「伊部岳闘争」です。
この気迫ある保護運動があってやんばるの森が守られた。
平和を勝ち取っての地域の宝であります。
その森のマザーツリーに会ってきました。

マザーツリー
【エコセン共同代表理事 / 森企画代表 森 高一】
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