[3.12]リゾートアイランド宮古島で食と農の魅力に迫る!
美しいビーチで知られるリゾート、沖縄県宮古島。高級リゾートでのんびり過ごす休暇も良いものですが、せっかく宮古に行くのにビーチだけではもったいない!宮古島には美味しいトロピカルフルーツやお酒、温泉があり、農業体験もできるのです。
日本一の生産量を誇るマンゴーや一面に広がるサトウキビ畑。魅力に溢れた島です。また、宮古島に研究施設を持つ東京農業大学や企業、行政が協力して宮古島をさらに盛り上げていこうという取り組みがあり、沖縄在来のヤムイモ(有名な紅いもタルトの材料)から焼酎が生まれ、新たな名産品となろうとしています。
今回は、取り組みの中心となっている東京農大の菊野准教授をお招きして、知られざる宮古島の魅力や新しい名物などについてお話頂きます。
会場では新名物ヤムイモ焼酎「ずみ」のご試飲いただけます。
講師:菊野日出彦氏
東京農業大学准教授。
宮古亜熱帯農場副農場長。
宮古島に移住して6年目。
趣味は魚釣りで、宮古島で獲れた魚介を使用したイタリアンがお気に入り。地元ではPTA会長も務め、地域交流にも参加しています。
★エコツアーカフェTOKYO No.98★
リゾートアイランド宮古島で食と農の魅力に迫る!
【ゲストスピーカー】菊野日出彦氏[東京農業大学准教授]
【日時】2018年3月12日(月)19:00-20:30
【参加費】800円 *ワンドリンク付(モンベル地下1階のカフェよりサービスいたします)
【場所】 モンベルクラブ 渋谷店
エコツアーカフェNo.98報告
3月12日(月)に、東京農業大学国際食料情報学部准教授の菊野先生をお招きして、沖縄県宮古島の「食と農の魅力」についてお話を伺いました。
会場には、宮古島を何度も訪れている方や行ってみたいと考えている方など、様々な皆様にお集まりいただきました。
菊野先生は宮古島にある東京農業大学の農場で、ヤムイモ(やまいもの仲間)やマンゴー、コーヒーなどを研究されています。宮古島に住み、そして農業に携わっているからこそご存知の気候や地形、水の利用のお話がありました。
先生オススメの来島時期は「梅雨明け」だそうです。宮古島の梅雨は本州の梅雨が始まる頃には開けているとのことなので、旅行を計画される際には注意が必要です。常夏の島というイメージの強い沖縄ですが、冬の宮古島には晴天が少ないということで、お客様からは驚きの声が上がりました。
宮古島には現在2か所の温泉があります。そしてなんと、まだまだ「掘れば出る」可能性があるのだそうです。東洋一美しいと言われるビーチも温泉も、観光客にとっては大きな魅力ですね。また、天然ガスが採れるという情報には多くのお客様が興味を引かれたご様子でした。
会場では沖縄在来のヤム芋を原料にした本格焼酎「ずみ」(宮古観光開発(宮古島市)、まさひろ酒造(糸満市)、東急電鉄、宮古島市、東京農業大学の連携によって開発された)の試飲も行いました。度数は30度とかなり高めですが、フルーティでとても美味しいお酒でした。「ずみ」は宮古島の方言で「いいね!」という意味だそうです。
トロピカルフルーツや地場野菜などのたくさんの写真をご覧いただきながら、宮古島のビーチ以外の魅力を知る楽しい時間を過ごすことができました。お越しいただいた皆様がいつか宮古島に足を運ばれ、「ずみ!」と言っていただければ幸いです。
ご来場ありがとうございました。