スペシャルな『旅の話』シリーズ 第3弾!(鈴木宏一朗)

「旅は他火である」というのは、民俗研究家の結城登美雄さんの言葉。
旅先で出会う他人様の火にあたらせて頂いて、その地の文化や歴史、
産業やその地域ならではの魅力に触れて感動する。
同時に自分が生かされていることに感謝し、故郷の良さを再認識しながら
これからの人生に思いをはせる。
「旅」の定義はいろいろありますが、これが一番好きでしっくりきます。

 

「北海道は宝島」。
そのままの社名の旅行会社を設立して13年と7か月。
北九州で生まれ、高校卒業まで西宮で育った自分が、縁もゆかりもない北海道で
起業させてもらったのは、まさに北海道各地のみなさんの「火」にあたらせて頂き、
そこにどうしようもない魅力を感じたからです。
だからこそ来道されるお客様にも、北海道に住む素敵な人々と出来るだけ交流して
ファンになってほしい、リピーターになって何度も北海道に足を運んでほしい
と思って仕事をしています。
農家さんや漁師さんの何気ない普段着の生活の中に仲間に入れてもらうことや、
豊かな自然の中をプロフェッショナルガイドに案内してもらうことには、
何にも代えがたい素晴らしい魅力があります。
観光客は北海道を旅することで幸せになり、地域も彼らが持ってきてくれる情報やお金、
礼賛の言葉で幸せになる。
北海道は「住んで良し、訪れて良し」が具現化できる、本当に宝島なのです。

 

 

「人の生涯は旅のようなもの」と言います。
私はこれまで本当にたくさんの方々の「火」にあたらせて頂いて、北海道を終の住まい
と決めて起業することができ、おかげさまで幸せな日々を過ごさせてもらっています。
お世話になったお一人お一人の顔を思い浮かべながら深く感謝し、自分の「旅」を
しっかり充実させること。そして自分も、袖擦り合うたくさんの方々、
来道して下さる旅人のお役に立てる「あったかい火」になれるように、
もっともっと努力していきたいと思います。

 

【エコセン世話人 /
株式会社北海道宝島旅行社 代表取締役社長 鈴木宏一郎】
(2019年10月18日配信 メルマガ掲載)