★『スペシャルクラフトワークショップ‼』9月2日(日)11:00~14:00
「生木を削ってスプーンをつくる~グリーン・ウッド・ワーク~」 残席わずか
(撮影/大橋弘氏)
家具や工芸品づくりの現場では、しっかり乾燥させた木を使うのが常識。しかし、手動の刃物しかなかった時代、乾燥した堅い木を削り続けることは、とても骨のおれる作業でした。
そこで昔の人たちは、乾燥後の収縮や変形も計算に入れながら、軟らかい生のうちに木を削って食器や椅子などの生活道具を作っていました。
昔の人たちは、森に生える樹々の特徴にも深く通じ、用途ごとに好適な樹種を選んできました。まさに適材適所の知恵です。
近年、こうした昔ながらの木工が世界的に再評価され「グリーン・ウッド・ワーク」というカルチャーになりつつあります。グリーン・ウッド・ワークの楽しさは、なんといっても軽快な切れ味。材が軟らかいので、力のない人でも無理なくサクサクと削れます。
刃物を使いこなす面白さ。木という自然素材の質感。イメージがだんだん形になっていく達成感。グリーン・ウッド・ワークのひと削りひと削りは、生木という素材や刃物、そして自分自身との対話です。
今回は日本のグリーン・ウッド・ワークの第一人者で、福島県在住の井丸富夫さんを講師にスプーンづくりを行ないます。獣の皮と同様、日本の森の恵みを暮らしに活かす楽しみをぜひご体験ください。
★下記のフォームよりお申込みください。折り返し事務局よりご連絡します。
※道具の準備の都合上、右利き、左利きをメッセージ欄にご記入ください。
※材料となる生木と、作業する際の刃物、敷物としてのシカの皮を主催者側で用意します。
※鹿皮とお作りいただいたスプーンはお持ち帰りいただけます。
※昼食は各自で、ワークの時間内にお取りください。
★『木と鹿革のきんちゃく袋ワークショップ』9月1日(土)13:00~17:00(制作時間は1時間程度)
富士山は日本一高い山であることから、垂直方向に森林植生が変化していきます。
森林植生が標高により変化することから、そこに適応した野生動物たちが数多く暮らしています。
今回は、そんな富士山麓の森の素材である、木材と鹿革を使ったきんちゃく袋のワークショップ
を実施します。木材は間伐したヒノキ材など、鹿革は狩猟や有害などで捕獲したものを使用します。
★下記のフォームよりお申込みください。折り返し事務局よりご連絡します。
ワークショップ申込み
※複数のワークショップをお申し込みの方は、お手数ですがその都度お申し込みをお願いいたします
※スペシャルクラフトワークショップ「スプーンをつくる」について、31日17時以降のお申し込みは当日受付にてご相談ください。