エコツアー・ドット・ジェイピーをご利用の皆様へ

 

エコツアー・ドット・ジェイピーは

NPO法人日本エコツーリズムセンターが運営しています

 

エコツアー・ドット・ジェイピーは株式会社クールインクが運用・編集を行っていましたが、2007年秋から「日本エコツーリズムセンター」が運用・編集するサイトとなりました。

 

 エコツアー・ドット・ジェイピーは2003年夏のスタート以来、自然と環境のポータルサイトとして、エコツアーを中心にさまざまな情報提供を行ってきました。この4年の間に、エコツアーへの関心は着実に高まり、自然や環境に留意したライフスタイルを考えようという動きも大きくなったと実感しております。当サイトを閲覧してくださった皆様や、情報提供をいただいたメンバーの皆様には、あらためてお礼を申し上げます。

 

 エコツーリズムの普及には、こうした情報発信の他に、地域に根ざした良質なエコツーリズムを生み出していくことも不可欠です。そこで、エコツアー・ドット・ジェイピーの情報発信機能をさらに強化するとともに、わが国の地域の現場に即した実践的なエコツーリズムの推進を図るために、あらたなエコツーリズム推進機関を設立することになりました。それが「NPO法人日本エコツーリズムセンター(略称:エコセン)」です。

 

 「NPO法人日本エコツーリズムセンター」は、エコツーリズムの推進を担う団体・個人への支援を通して、地域社会に根付くエコツーリズムを生み出すことを目的としております。

 2007年6月にはエコツーリズム推進法が成立し、昨年末の観光立国推進基本法の成立とあわせて、環境保全を抜きにした持続不可能な観光が立ち行かなくなってきた状況に、国としても腰を入れていく方向を明確に打ち出してきました。

 すでに、2002年から始まった国のエコツーリズム推進会議で種々の施策がとられ、これまで観光に無縁だった中山間地域や、里山地域なども力づけられ、独自の地域資源の発掘や保全、体験的な活動の導入などを始めています。

 一方、わが国ではエコツーリズムの研究は諸外国と比しても活発で先進的ではあるものの、地域の現場に即した活動のネットワーク化や地域発の取組みを全国に発信するための仕組みができておらず、これまでもさまざまに、その必要性が指摘されてきました。

 そこで、地域の実践者、研究者を軸とした全国的なネットワークによるエコツーリズム推進と地域支援活動のエンジンとして、「日本エコツーリズムセンター」が生まれた次第です。

 

 今後、全国各地で活発なエコツーリズムが生まれ、その点が線となり、面となって広がっていくでしょう。「日本エコツーリズムセンター」は、エコツーリズム推進の運動を通して、自然と環境の持続的な活用と地域社会の再生、平和な社会の構築を目指していきます。

 各地で長年にわたり、エコツーリズム運動に取り組んできた実践者たちと、それを支援して来た有識者たちによる、この全国的な運動をぜひ、ご支援いただけますように、関係者一同、心よりお願い申し上げるとともに、引き続きエコツアー・ドット・ジェイピーへのご愛顧をいただければ幸いです。

 

2007年初秋

NPO法人日本エコツーリズムセンター
 代表理事 広瀬敏通
 事務局長 山中俊幸(エコツアー・ドット・ジェイピー編集人)

 

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