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エコツーを日本でもっとメジャーにしよう。

日本でエコツーリズムが盛んになれば、地域の価値は再発見され、

地域は元気になる。そこを訪れる旅行者も、

地域に暮らす人々や自然から力をもらって元気になるとともに、

自分と隣人、自然や地球との関わりを意識するようになり、

争いのない平和な世界を願うようになるはずだ。

もっと多くの人がエコツーリズムの魅力にふれるためにも

エコツーリズムの現場にいる人たちが力を合わせよう。

エコツーリズムをメジャーにするために地域と現場からの情報を共有し、

ネットワークをつくり、自分たちのスキルと意識を高めよう。

 
エコツーリズムの実践者によるネットワーク
「日本エコツーリズムセンター」を始動します。

活動目標

エコツーを日本で
もっとメジャーにしよう。

=エコツーリストの拡大

活動戦略

エコツアーの
認知アップ

エコツアー関連情報の
メディア向け広報展開

エコツアー情報の
プラットホーム構築

エコツアー情報をはじめ、環境問題、各種イベント、メディア、地域情報、伝統芸能・工芸、地域おこし、ブログなど、全方位でエコツアー関連情報を受発信

専門ノウハウの拡大
スキルアップ促進

実践者向けスキルアップ

サポート事業

活動プラン

●関連団体・異業種団体とのタイアップ広報

●マス媒体へのプロモーション

●広報活動の支援、啓蒙、代行
●組織づくり支援
●事業者間のネットワーク支援
●ガイドスキルアップ講座
組織構成
(ネットワークの図)
PDFを参照のこと

地域再生のキーワード「エコツーリズム」

エコツーリズムの大きな波が、わが国に押し寄せて来ています。

世界的には自然観光から始まったエコツーリズムは、日本各地で伝統文化や里地里山、里海を舞台にしたエコツアーを次々と生み出しています。東京一極集中と地方の衰退が深刻な社会問題となる中で、エコツーリズムを地域再生のキーワードにするケースも急増しており、そこでは「地域再生に観光を利用する」という従来型の発想ではなく、「地域の環境や暮らしに誇りを持ち、交流を生み出す」ためにエコツーリズムを導入する動きが始まっています。
これに伴ってエコツアー事業者も着実に増加しており、「自然学校」を名乗る事業者の65%がエコツアーに取り組む*など、国内では少なくとも3,000、最大で7,000余の事業者が稼働していると推計されています。

*自然学校全国調査(04年:環境省/06年:JEEF)

エコツーリズムに「品質」を求める声

日本各地でエコツーリズムが急速に拡大する一方で、著名なエコツアーサイトでは過剰な利用による環境悪化や地域内トラブルが目立つようになってきました。ガイドラインの早急な整備をはじめ、エコツアーガイドやコーディネーターの人材養成とその品質向上を求める声がますます高まっています。
2007年6月には「エコツーリズム推進法」が成立。地域のエコツーリズムを推進するための総合的な枠組みを定める法律が策定されました。

地域と現場、広報活動を重視する「日本エコツーリズムセンター」

地域の健全な再生と地域文化の持続可能な発展を実現するとともに、自然環境・地球環境を守っていくには、エコツーリズム推進のためのより実践的な運動体と、一般市民とメディアにエコツーリズムの魅力を継続的に、そして戦略的に情報を提供していく専門的な広報機関が今こそ必要です。
そこで、第一線で活躍する実践者、研究者らの智恵を束ねて、未来に貢献しうるエコツーリズムの普及を図っていくために、「日本エコツーリズムセンター」を設立することにしました。
日本エコツーリズムセンターは、“地域での実践”に力を注ぎ、日本のエコツーリズムの推進力となるべく、尽力したいと思っています。
日本エコツーリズムセンターは日本エコツーリズム協会をはじめ、国内各地のエコツーリズム推進団体と協力して、全国津々浦々までエコツーリズムを広げ、エコツーリズムを通して環境の保全と平和な社会を目指していきます。

 

日本エコツーリズムセンターって何?

  • 日本エコツーリズムセンターは、エコツーリズム推進のために専門家による効果的なアクションを実践することを目的とした民間機関です。
  • 日本エコツーリズムセンターを構成するメンバーはエコツーリズム、自然体験活動、環境教育の分野で国内の第一人者がそろっています。
  • 日本エコツーリズムセンターは、エコツーリズムを広く普及するために、広報活動に力を入れます。
  • 日本エコツーリズムセンターは即戦力のある集団です。
  • 日本エコツーリズムセンターは東京発信型の情報や活動だけでなく、地方のエコツアーサイトを中心とした受け地型の活動に力を入れ、個性ある地域の魅力を活かしたエコツーリズム推進を各地で興していきます。さらに、地域人材をガイドやコーディネーターに育て上げていくアクションにも尽力します。
  • 日本エコツーリズムセンターはエコツーリズムの担い手であるガイド・コーディネーターのネットワークづくりや、研鑽の機会を提供することで、地域のエコツーリズム力をアップしていきます。
  • [日本エコツーリズムセンターは日本エコツーリズム協会はじめ、国内各地のエコツーリズム推進団体と協力して、全国津々浦々までエコツーリズムを広げ、エコツーリズムを通して環境の保全と平和な社会を目指していきます。

 

日本エコツーリズムセンターがやれること

  • エコツーリズム関連のインターネット・ポータルサイト「エコツアー・ドット・ジェイピー(http://www.eco-tour.jp/)」の運営
  • エコツーリズム関連情報のマスコミ等への配信
  • エコツーリズム関連の資格認定の研究
  • エコツーリズムを推進しようとする地域・自治体への支援、アドバイスなど
  • エコツアーサイトでのエコツーリズムガイドラインの策定業務
  • エコツアーガイドおよび、地域コーディネーターの養成研修の実施
  • エコツーリズム関連の著名人などを中心とした市民講座・セミナーの開催
  • エコツアー愛好者、旅行者の情報交換、情報受発信の場の提供
  • 国内の環境教育、自然体験活動関連諸団体とのネットワークの構築

 

日本エコツーリズムセンター 顧問・世話人(2007年7月31日現在・50音順)

【顧問】

稲本 正

オークヴィレッジ 代表

 

岡島成行

大妻女子大学 教授/(社)日本環境教育フォーラム 理事長

 

小林天心

(株)観光進化研究所 代表/元日本エコツーリズム協会事務局長

 

辰野 勇

(株)モンベル 代表取締役

 

【世話人】

浅子智昭

がじゅまる自然学校 校長

 

阿部 治

立教大学 教授

 

梅崎靖志

風と土の自然学校 代表

 

海野義明

(特)オーシャンファミリー海洋自然体験センター 代表理事/(特)海に学ぶ体験活動協議会 代表理事

 

大西かおり

(特)大杉谷自然学校 校長

 

川嶋 直

立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科 客員教授

 

加蘭明宏

沖縄体験学習研究会ニライカナイ 代表

 

国安俊夫

小田急電鉄(株) 法務・環境統括室プロジェクトマネジャー

小林 毅

岐阜県立森林文化アカデミー 教授/(株)自然教育研究センター 顧問/日本インタープリテーション協会 代表

 

近藤純夫

エッセイスト/翻訳家

 

佐々木豊志

くりこま高原自然学校 代表

 

佐藤初雄

国際自然大学校 代表

 

志賀誠治

人間科学研究所 代表

 

重 政子

(特)自然体験活動推進協議会 副代表理事

 

宍戸信一

(財)都市農山漁村交流活性化機構 調査役

 

島添 誠

(株)モンベル アウトドアチャレンジ課長

 

島袋徳和

やんばる自然塾 代表

 

下村彰男

東京大学大学院農学生命科学研究科 教授

 

高木晴光

(特)ねおす 理事長

 

高木幹夫

(株)日能研 代表取締役

 

高田 研

都留文科大学 教授

 

高野孝子

(特)エコプラス 代表理事

 

田中啓介

(特)沖縄ホールアース研究所 事務局長

 

田村孝次

(株)カントリーレイクシステムズ 代表取締役/(特)富士山自然体験推進協議会 副代表理事

 

中澤朋代

松本大学総合経営学部観光ホスピタリティ学科 専任講師

中根 忍

やんばるエコツーリズム研究所 代表

 

長与純三

シニア旅行カウンセラーズ 代表理事/元日本エコツーリズム協会 事務局長

 

西田真哉

トヨタ白川郷自然學校 校長

 

橋谷 晃

木風舎 代表

 

長谷川孝一

ama水辺の自然文化研究所 代表

 

浜本奈鼓

(特)くすの木自然館 専務理事

 

日下田紀三

屋久町立屋久杉自然館館長/写真家

 

広瀬敏通

ホールアース自然学校 代表

 

福井 隆

東京農工大学 客員教授

 

降旗信一

(社)日本ネイチャーゲーム協会 理事長

 

宮川 浩

自然環境研究センター 部長代理・主席研究員

 

三好直子

環境教育指導者

 

村上忠明

グリーンウッド自然体験教育センター 代表理事

 

森 高一

(株)アーバン・コミュニケーションズ 環境プロデューサー

 

山口久臣

野外教育研究所IOE 所長

 

山中俊幸

エコツアー・ドット・ジェイピー 管理人