スペシャルな『旅の話』シリーズ 第10弾!(事務局スタッフ)

私の旅する理由は主に「そこにしかないものを見る」ため。
特に自然と古いものが好き。
「野生動物に会いたくて」ケニアに行った。
「オーロラが見たくて」ノルウェーに行った。
「タージマハルが見たくて」インドに行った。
「アブシンベルとスフィンクスが見たくて」エジプトへ行った。
「ホッキョクグマに会いたくて」カナダに行った。
などなど。目的はかなりピンポイント。

 

それらが日本にあるなら、もしかしたら私は海外旅行をしてないかもしれない。
国内旅行も理由は似たようなもの。
しかも、いつも突然行きたい気持ちが振り切れて行ってしまうので一人のことも度々ある。
エコセンに来て、エコセンに関わる人と出会って、実は初めて
「旅って人との交流なんだ!」と知った次第。
だからエコセンの中ではちょっと異質かもしれない?

 

それでも「見ること」にしか興味がないわけではなく、
旅先で食べるものはなるべく現地の食材を、と意識している。
旅のお供は子供の頃スイス土産でもらった、ビクトリノックスのナイフ。
特に南国なら、地元の市場でフルーツなどを買って食べるのも楽しみの一つ。
ここで、少しだけ現地の人とのふれあいがある。
私が好きなのは、あくまでも訪問者としてそこの空気を感じること。
外からの目で見て、そこで培われた自然と歴史をネタに妄想の世界に入ること。
その土地の人・もの・自然の邪魔にしないよう、
「ちょっとのぞかせてくださいね。勝手に色々想像します。」
という気持ちだろうか。
そして、旅が終わって脳裏に残るのは、ファインダー越しではなく、
自分の目で見た風景。
パソコンも携帯も本当はカメラもいらない。

 

ここ数年の望みはもう何年も見ていない、眩暈がするほどの星空を眺めに行くこと。
2020年は行けるといいな。どこにしよう?ベタだけど、やっぱりウユニ湖?
子どもの頃に沖縄で見た、周りに何もない道端に車を止めて見上げた星空が忘れられない。
まだ、そんな夜空を見られるのだろうか?
私の「ピンポイント旅行」はまだ続きそうです。

 

【エコセン事務局 / 鎌倉緑のレンジャージュニア指導員 植木よう子】
(2020年2月5日配信 メルマガ掲載)