「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第9弾(2018年7月)

僕がサステイナブル・ツーリズムに関わるにあたり、日常業務のレベルで何が必要かを考えてみた。
それは、「自分とのコミュニケーション」と「社会とのコミュニケーション」だと思う。

 

「自分とのコミュニケーション」とは、自分自身が持続可能かどうかだ。
自分自身の想いをきちんと聴いているかだ。
サステイナブルツーリズムという大きなテーマに取り組むにあたり、
自分の想いを無視していないだろうか?僕は自分が犠牲になるのはイヤだ。
だから、無理はしたくないし、やりたい事を楽しくやりたい。
つまり、自分がハマることに対して楽しく快適に取り組める状態にしたい。

 

その一方で、自分の欲求に偏った利己的な行動の結果は、持続可能じゃない可能性がある。

 

そこで、「社会とのコミュニケーション」が重要だ。
つまり、「自分がやっている活動は本当にサステイナブルなのか?」だ。
「サステイナビリティ」は多様な価値観に基づくものだから、自分の価値観だけではダメだ。
他人にとって持続可能じゃないこともある。

 

「持続可能な観光」は、誰もが賛成するコンセプトであり、
観光庁の政策にも反映されて大きく動こうとしているが、実践は簡単ではない。
これを地に足の着いた形で実践するには、まずは、自分が本気で考え、
それを他の価値観に触れさせることが大切だ。エコセンにはそんな世話人がたくさんいる。
このメンバーで持続可能な観光を、持続可能な社会を作っていきたい。

 

【エコセン理事 / NPO法人大雪山自然学校 代表理事 荒井一洋】
(2018年7月25日配信 メルマガ掲載)