「サスティナビリティを主張!」シリーズ 第4弾(2018年4月)

ホールアース自然学校の浅子智昭です。
私たちの団体は37年前に静岡県の旧芝川町(現:富士宮市)ではじまりました。
家畜動物の魅力に触れて自然界への理解を深めてもらおうと、家畜動物と共にある暮らしや農のある暮らし、自然体験プログラムをはじめました。
その後、学校向けのプログラム(修学旅行商品)の実施や野外活動の技術を転用して災害支援にも取り組んで活動を行きました。
時代は流れ、都市化が進み、中山間地から人が少なくなっていくと耕作放棄地も増えて行きました。
私たちの団体のある地域でも同様です。

田舎にある自然学校の役目は、中山間地の今を伝え日本の未来を考えることも役目の1つだと私は感じております。
そこでホールアース自然学校は2011年秋に農業生産法人ホールアース農場をスタートして、「農的暮らし」→「業」としての農に取り組み始めました。
現在ではスタッフ3名を抱え農薬不使用・無化学肥料の農業を行っています。
本業だからこそ伝えられる日本の現状が多くあります。
キャンプや日帰りの体験でも多くの場合で食事をする機会があります。
その食事の場面で、自然を感じ、食べる喜びを感じて貰うこと。
そして「食」から、自分の食べている食事の事や、日本の自然の事を考えるきっかけにしたいと日々、土と向き合っております。
そして今年からは京都の「田歌舎」さんの様にジビエ加工施設を建設して、捕獲されたニホンジカ・イノシシを衛生的に精肉処理が出来るようになりました。

そんな顔の見える人が野菜を育て、お肉を調達し捌いて提供をする。
この様な経済活動としっかりリンクした社会運動が「持続可能な社会作り」のヒントになっていくと信じで、私たちはこれからも進んでいきます。
 
【エコセン理事/ホールアース自然学校執行役員 浅子智昭】

(2018年3月19日配信 メルマガ掲載)