外国人旅行者を農山漁村に

グリーンツーリズムでインバウンド(訪日外国人)を受け入れよう

訪日外国人(インバウンド)の増加が話題になっています。国も2020年に向けてインバウンドを倍増させようと、様々なPR含め施策が進められています。大都市や観光地だけでなく、エコツーリズムやグリーンツーリズムに取り組んできた地域でも、インバウンドをどう受け入れていくか期待が持たれます。

 

しかしながら、観光地でない農山村にどうアクセスするか、どう情報を発信するか、そもそも言葉の壁をどうするか、いざ受け入れようとすると多々課題や心配は尽きません。
日本エコツーリズムセンターでは、2014年度より農林水産省の事業で、グリーンツーリズムに取り組む地域でのインバウンド受入の基盤整備事業を進めています。

 

昨年度、開催したモニターツアーでは、外国人旅行者が農村のごく日常の暮らしや食、人との交流に大きな魅力を感じ、そこでの体験に感動してSNSで発信するというケースが多々ありました。旅行者の視点でいえば、有名観光地に行くより、その地域の普通の暮らしを体験したいと思うのは自然のことと思います。

 

ではそうした地域をどうやったら整備できるのか。それには1つの宿泊施設やカフェに限らず面としての魅力ある地域づくりが必要です。その魅力は長年地域が培ってきたいわば「地域のDNA」であり、魅力ある地域づくりとはそれを活かした展開です。そして何より地域全体をコーディネートし、経営的視点に立って取りまわすDMO(Destination Marketing/Management Organization)の機能が重要と考えられています。

 

日本エコツーリズムセンターでは、各地の先行的な取り組みを取り上げ、DMOの機能をいかに地域で実現していくかを模索、提案しています。2015年の事業でも全国3カ所でのセミナー3回の研修会を予定しており、さらには地域とともにモニターツアーを計画しています。それぞれの成果は公開し、これから取り組む地域からのご相談もお受けします。

 

ご相談は、専用のメールフォームもしくはお電話でお願いします。
電話対応:月~金曜(祝日は除く)10:00~18:00
(状況によりお受けできない時間もあります)
*ご相談には当センターの世話人等によって対応させていただきます。計画づくりや人材育成などの実働が発生する場合は、別途業務としてお受けさせていただきます。

 

全国セミナー開催中

[2015年7月7日(火)]東京セミナー

インバウンド受入れの鍵は、地域を一体にする着地型観光のマネジメント
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    [2015年11月19日(木)]京都セミナー

    インバウンド受入地域が直面する課題と進むべき方向
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    [2016年2〜3月予定]北海道セミナー

    インバウンド受入れのためのDMOの構築と持続の方法
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